2024年 | プレスリリース?研究成果
資源回収ステーション×AI深層学習で「四方よし」の最大化! 変動リサイクルポイント?システム実証実験(第2弾)
【発表のポイント】
- 民間ステーションへの資源物の持ち込みは、社会全体のリサイクル率を高める上でとても重要です。
- しかし多くの資源物が家庭ごみとして捨てられたり、財政負担の大きい行政の資源回収に委ねられたりしているのが現状です。
- 本実証実験は、人工知能(AI)を活用した「変動リサイクルポイント?システム」の日本初の試みです。ステーションの利用データなどからAIが消費者のリサイクル行動を学習?予測し、最適なリサイクルポイントを設定します。
- 実証実験の第2弾では、実験店舗を約20店舗に拡大するとともに、利用者、行政、環境、企業の「四方よし」の利益を深層学習AIが最大化する新しい仕組みを導入します。
【概要】
国立大学法人東北大学(国際文化研究科)、SKグループ傘下の株式会社ステップスナイン、株式会社4510デザイン事務所は、古紙などのリサイクル促進に向けた共同研究の一環として、資源回収ステーションでの「変動リサイクルポイント?システム実証実験(第2弾)」を10月12日より開始します。
実証実験の第2弾では、ポイントの変動を通じて、利用者、行政、環境、企業の「四方よし」の利益を人工知能(AI)が最大化する新しい仕組みを導入するとともに、イオンモール新利府南館をはじめ、2025年度までに実験店舗を宮城県内約20店舗に拡大します。

図3. 「変動リサイクルポイント?システム」の全体像
問い合わせ先
(研究に関すること)
東北大学大学院国際文化研究科
担当:准教授 佐藤 正弘
電話:022-795-7596
Email:masahiro.sato*tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
(報道に関すること)
東北大学大学院国際文化研究科総務企画係
電話:022-795-7541
Email:int-som*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)