2024年 | ニュース
ミニシンポジウム「'人種'とゲノム:15万人バイオバンクをめぐる文化人類学者との対話」を開催しました
10月7日、東北メディカル?メガバンク機構はミニシンポジウム「'人種'とゲノム:15万人バイオバンクをめぐる文化人類学者との対話」を開催しました。
このシンポジウムはゲノム科学をとりまく変化や課題があるなかで、そもそも「人種」はなぜ?どのように問題になってきたのか、それが遺伝と結びついた際にどのような点に注意が必要なのか、といったことを異分野間の「対話」から考えるきっかけとして企画されました。
シンポジウムでは、医学研究における「人種」や「民族」などヒト集団に関するラベリングをテーマとして、竹沢 泰子 教授(関西外国語大学国際文化研究所)、田宮 元 教授(東北大学大学院 医学系研究科)、大久保雄規氏(東京大学大学院 新領域創成科学研究科博士後期課程)が講演?研究報告を行いました。
さらに会場では、ゲノム科学者を中心に倫理研究、情報科学、文化人類学、考古学の専門家ら80名近い参加者が活発な議論を交わし、本テーマの重要性とむずかしさや今後の異分野間そして社会との「対話」を継続することの必要性が確認されました。
問い合わせ先
東北メディカル?メガバンク機構 広報戦略室
Email:tommo-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)