2022年 | プレスリリース?研究成果
『水素科学GXオープンイノベーションセンター』 の設置について ― 世界に先駆けて「水素の基礎科学」を展開 ―
【概要】
国立大学法人東北大学(宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下「東北大学」)材料科学高等研究所(AIMR、所長?教授:折茂 慎一)は、2022年10月1日に「水素科学GXオープンイノベーションセンター」を設置しました。
世界的にグリーン転換(GX)の重要性が指摘されるなか、先行して進められている エネルギーとしての水素の利用に関する技術開発のみならず、それを強力に先導する「水素に関連する基礎科学(以下、水素科学)」の視点での学理構築も今後重要となります。文部科学省の提言(2022年6月24日研究開発局環境エネルギー課) においても、「水素は極めて多様な性質を有し、未知な部分も多く、アカデミアによる学理追及と人材育成を通じて、水素技術を強化することが急務」など、この分野での基礎科学の重要性が明記されています。
本センターは、これまでAIMRが培った材料科学?数理科学を含む総合的な基礎 研究力を水素科学に展開することで、国内外の研究機関や産業界と連携して革新的な水素活用材料(高密度水素貯蔵材料、高活性触媒材料、高温超伝導材料など)、創蓄電デバイスや物質変換プロセスなど、多彩な研究に取り組みます。

「水素科学GXオープンイノベーションセンター」ウェブサイトより
問い合わせ先
(センター事業に関すること)
東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR)
水素科学GXオープンイノベーションセンター事務局(総務係)
電話 022-217-5922
E-mail oic-hydrogen*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
(報道に関すること)
東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR)
広報戦略室
電話 022-217-6146
E-mail aimr-outreach*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
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