2020年 | プレスリリース?研究成果
「古典の百科、江戸学の宝庫」東北大学狩野文庫をデジタル公開へ 東北大学附属図書館所蔵狩野文庫の古典籍を国文研でデジタル化
【概要】
国文学研究資料館(以下、「国文研」)と東北大学附属図書館(以下、「東北大図書館」)は、東北大図書館が所蔵する狩野文庫の古典籍のデジタル化を行い、順次WEB上で一般公開してまいります。
第一弾として、東北大図書館所蔵の狩野文庫のうち232点を、本年9月24日(木)に国文研の「新日本古典籍総合データベース」で公開いたしましたのでお知らせいたします。
東北大図書館は、数多くのコレクションを所蔵する日本有数の図書館です。中でも狩野文庫は、明治の思想家?教育者として有名な狩野亨吉(かのう こうきち 1865-1942)の108,000点に及ぶ旧蔵書で、文学?哲学?科学をはじめ美術、兵学などあらゆる分野に及びます。その充実した内容から「古典の百科全書」「江戸学の宝庫」として世界的に有名です。
国文研は狩野文庫のうち主に古典籍について、平成30年度よりデジタル化を開始しました。今後はマイクロフィルムからの画像作成も進め、順次公開する予定です。
公開された画像は、インターネット経由で、いつでもどなたでもご覧いただけます。ぜひご活用ください。

(狩野亨吉)
問い合わせ先
東北大学附属図書館
情報サービス課貴重書係
E-mail:etsu2*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
TEL: 022-795-5939 / FAX: 022-795-5949