2020年 | プレスリリース?研究成果
1回30分のサーキット運動で中?高年期女性の認知力と活力が向上! サーキット運動プログラムの即時効果を検証
【発表のポイント】
- 有酸素?筋力トレーニング?ストレッチを行うサーキット運動の即時的な効果を検証
- 1回30分のサーキット運動をするだけで、中高年女性の抑制能力と活力が即時的に向上することを確認
【概要】
運動は、高齢者の認知機能向上に効果があることが知られています。しかし、サーキット運動の即時効果については、ほとんど研究がおこなわれていませんでした。東北大学加齢医学研究所の野内類准教授と川島隆太教授は、中?高年期女性を対象に無作為比較対照試験を用いてサーキット運動の即時的な効果の検証を行いました。その結果、1回30分のサーキット運動を実施したグループは、何もしないで30分待機していたグループと比較して、認知力(抑制能力)とポジティブ気分(活力)が即時的に向上することが明らかになりました。
この研究の成果は、2020年6月24日発行のオンライン雑誌Frontiers in Aging Neuroscience誌に掲載されました。
問い合わせ先
東北大学加齢医学研究所
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
担当:野内類 (のうちるい)
電話番号:022-717-8952
E-mail: rui*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)