2018年 | プレスリリース?研究成果
東北大学 Tech Open 2018開催! 優勝は、薬学研究科森口茂樹講師「アルツハイマー病創薬事業」
8月4日(土)、「東北大学Tech Open 2018」が片平さくらホールで開催されました。
本イベントは、学生?教職員?OB/OGによる東北大学発の研究成果を活用したビジネスプランコンテストとして学内外に公募され、7月13日の締め切り時点で19名のエントリーを受け、一次審査に残った8名のファイナリスト(当日7名)が、5分間のピッチ(プレゼンテーション)と7分間の審査員との質疑を通じて、市場性、独創性、プレゼンテーション力等を競い合いました。
白熱したピッチが展開され、審査員からは、それぞれの事業化計画に対する鋭い質問が投げかけられました。
厳正な審査の結果、薬学研究科森口茂樹講師が優勝し、事業化支援金50万円を受けたほか、11月8日にドイツ?ベルリンで開催されるFalling Walls Venture 2018ⅰへの出場権が副賞として贈られました。また、NEDO賞ⅱは、マイクロシステム融合研究開発センター室山真徳准教授に贈られました。
基調講演として、尹祐根(ゆん うぐん) 氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所情報?人間工学領域研究戦略部連携主幹)より、自身の起業経験に基づく熱いメッセージが、出場者及び会場の起業を目指す方々に語られました。
その後の交流会も熱気はそのままに意見交換が行われ、本ビジネスプランコンテストは大盛況で幕を閉じました。
本学は、2030年までに東北大学発ベンチャー100社創出を目指しており、学部生?大学院生を対象とした文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)、官民イノベーションプログラムによる出資事業、起業家育成拠点である「東北大学スタートアップガレージ(通称:TUSG、URL:https://www.tusg.jp/)」の設置を行いシームレスなベンチャー支援に取り組んでおります。
【用語解説】
ⅰ:Falling Walls 財団(ドイツ?ベルリン)主催のサイエンスベースのスタートアップベンチャーがピッチ形式のプレゼンテーションで競う世界的イベント。
ⅱ:国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)主催のTCP(Technology Commercialization Program) 2 次予選会出場権及び各種支援。
問い合わせ先
産学連携機構事業イノベーションセンター
担当 企画推進部長 三瓶 綾子
研究推進部産学連携課
担当 専門職員 前小屋 治
電話 022-217-6049
E-mail info.innovation*ml.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)