2009年 | 受賞?成果等
「メラニン合成酵素」を輸送する新分子発見 ― 新たな美白ターゲットとして期待 ―
国立大学法人東北大学は、肌や髪を黒くするメラニン色素の合成に関わる酵素、「メラニン合成酵素」の輸送を行う新しい分子を同定することに成功しました。これは、東北大学大学院生命科学研究科の田村可南子大学院生(修士課程)、大林典彦助教、福田光則教授らによる研究成果です。
 
 【ポイント】
 ?メラニン色素の合成には「メラニン合成酵素」のメラノソームへの輸送が重要
 ?「Varp」というタンパク質がメラニン合成酵素を輸送
 ?Varp を欠損するとメラニン合成酵素が細胞内から消失し、メラニン色素量が減少
